
7月になると卵からかえった新成虫のカメムシが部屋に舞い込んでくることがあります
カメムシが1匹でも家の中に入ってくると、悪臭を放つのでチョウ困りものです
カメムシは身の危険を感じると100%臭いニオイを発して身を守ろうとします
そして、カメムシ被害が頻繁に起こるのが9月から11月初め頃まで・・・
秋はカメムシの数が一番増えるので、私たちは頻繁に悪影響を被るハメに
カメムシは悪臭を放つ不快害虫です
カメムシを家の中に入れないために出来る対策は何?
家のダニ対策と合わせて、イヤ~なニオイを発するカメムシ対策もしておきたい・・・ですね
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カメムシの分布
カメムシはどこに分布してるの?
カメムシは元々は日本、中国、韓国、台湾といった東アジア原産の虫だったはず
そして日本でも、涼しい北海道には生息していなかったはず
しかし時代とともに、今や北海道はもちろんのこと、世界中にカメムシは広がってしまいました
コロナやヒアリにしても外国から入ってきたものですよね
それと同じくカメムシも輸出、輸入品の中に紛れ込んで一緒に移動してしまうんです
そして移動先で繁殖して数を増やしていきます
カメムシ被害は今や米国各州やカナダ、スイス、ドイツ、フランスなどヨーロッパ各国でも観察されているんです
カメムシはなぜ嫌われる?
カメムシは世界中で嫌われています
第一に悪臭がするので嫌われているのですが、他にも嫌われる理由があります
カメムシはキウイフルーツなどの果物、大豆、ナス、カボチャ、ピーマン、ジャガイモ、サツマイモ、イチゴ、稲、タバコにも付きます
果物の場合、果実部分を好んで吸い、若い果実を吸汁されると果物が変形したり落下したりします
カメムシは臭いだけでなく、農作物をなんでも食して、台無しにするので、嫌われるんです
中には良いカメムシもいる
カメムシは種類がたくさんいて日本にはおよそ90種類が生息していると言われています
でも中には良いカメムシもいるんです(ビックリです)
畑には害虫のカメムシ以外に、肉食の益虫カメムシもいるそうです
良いカメムシが食べる虫の大きさは、小さいものから大きなものまで、さまざま
まるで吸血鬼のように他の昆虫にストローを刺して吸汁するらしく、害虫の数を減らしてくれる存在になっているんです
なかにはカメムシが、生物農薬として販売されているものもあり、研究されているものも多々あるそうです
カメムシが現れる場所
7月や8月の初め頃は、ポツンと1個のカメムシ
臭いがするのでふと見ると、畳の上や電灯にくっついてる
でもでも困るのは9月頃・・・
洗濯物に無数のカメムシがくっついてる・・・
これでもか!というくらいくっついている時があり、びっくりします
私はティッシュでぱっと捕り、外に出すか、おトイレに流す・・・
グズグズしていると臭いとともに逃げられてしまうので、無残にもスピード感を出して捕まえます
残酷ですが、背に腹は変えられない
カメムシは白い色が好き
私は秋にカメムシが増えてきたと感じたら、洗濯物の白いシャツやタオルを取り入れるときはよく払ってから家に入れます
イヤほどパパッと振り払っています
その経験から「カメムシは白い洗濯物にくっついている」とは感じていました
これは本当だったんです
例えば、蚊は、黒やネイビーなど暗い色を好みますが、カメムシは白っぽい明るい色を好む習性がある
シーツやバスタオル、ワイシャツなどは白いものが多いので、カメムシも集まってくるというワケ
秋に洗濯物を取り入れる際は、白いものを中心によく払ってから入れましょう
全くの余談ですがハチは蚊と同じく黒い色によってきます
夏にキャンプや山登りをする際は、白っぽい色の服の方がハチに狙われずに済みます
カメムシの一生
カメムシの一生は1年ほど。成虫のまま越冬します
じっとして冬を越したカメムシは、あたりが暖かくなると出てきて活動する
そして、5月下旬から8月にかけて産卵を行う訳です
子孫を残し終えると、前の年に生まれたカメムシは、そこで寿命を迎えます
産み付けられた卵は1週間~2週間すると孵化します
その卵からかえった成虫の数が増えるピークは9月~10月
洗濯物に混じって家の中に侵入したりで被害が増えます
そして秋の終わり頃、交尾をし終えたら、晴天温暖な日に一斉に、越冬場所を求めて、飛び立ち、冬眠する
カメムシは2回の冬は越せません
カメムシの一生は卵からかえってから、次の年に卵を産み付けるまでの1年間という事です
カメムシは空き地のクズに生息している
クズという雑草は空き地に良く生えて、はびこっています
カメムシはこのクズの茂みに隠れていることが多い・・・
そういえば私の家の隣の空き地には年中クズが茂っています
そのため、確かにカメムシは多い・・・です
クズってどんな雑草?

クズってどんな雑草?
クズはマメ科つる性の多年草(冬になっても枯れずに越冬し、翌年成長する雑草)
古くから食用や薬用、飼糧として採取されていましたが、近年ではあまり利用されることはなく空き地一面を覆う程、増殖している姿が度々見られます
根にデンプンを溜めこむ性質を持っており、この栄養分により冬場に葉が枯れても越冬することができます
昔から葛粉としても利用されています
またツルは非常に成長が早く、数十メートルまで伸びることもあります
ツルは地面に触れるとそこから根を出し、別株として成長していきます
このため繁殖力が旺盛な雑草としても有名です
この雑草を取り除くと良いのでしょうが、根絶することは無理ムリ
新葉の開く頃にクズノックやクズガラシといった除草剤を撒くと良いらしいが、この除草剤は毒性が強くて素人では危険です
うちの近くの空き地には、刈っても刈っても生い茂っているクズがあります
地主さんが業者さんに頼んで草刈を年に1回してくれますが・・・またすぐにクズが伸びています
カメムシ対策
素人でも出来るカメムシ対策は・・・
応急処置
雑草がよく茂っているところに面した窓は、シッカリ閉める
軒下に、市販の電撃殺虫器を置く
駆除方法
窓の隙間やレールにゴキブリ用の殺虫剤(スプレー)をまく
予防方法
窓の外枠に防虫網を取り付ける
家の周りの雑草は、取り除いておく
消極的に見えますが、カメムシの退治方法はこれというオススメが無い
ダニ退治のダニ捕りシートのようにカメムシが勝手に寄ってきて臭いを放たず、すぐに退治できるものがあるといいのですが・・・
そのような便利なものが無いのです
カメムシを本気で駆除するならプロに任せる方法もある
「害虫110番」という害虫退治専門業者ならカメムシ徹底退治も可能です
宮崎市 カメムシ駆除
その強い臭いが最大の被害であるのがカメムシです。
カメムシはその種類によって発生する場所が異なりますので、全てのカメムシへの対策を講じる事は容易ではありません。
しかし時期によっては集団を形成することもあり、その時は臭いが一層強烈になります。
カメムシの集団を駆除するには、その集まる場所を予測し、事前に薬剤を設置する事が非常に有効です。
ただし一般の人にはそれだけの知識は無いと思いますので、その作業は害虫駆除のスタッフにお任せください。
害虫110番は、私はノミに困った際に利用しました
良心的な業者さんだったので、思いのほか、安く、2時間ほどで済ませてくれました
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この手のものの価格は有って無いようなものです
害虫110番を通しておく方が価格にぼったくりが無く、安心です
うちはノミとダニ刺されの被害にあったことがあります
ノミ刺されとダニ刺され体験談の記事もご参考に↓
まとめ
カメムシを退治する良い方法は、これというものがありません
消極的ですが
- 洗濯物についているので、洗濯物を取り入れる際はよく振り払ってから取り入れる
- 雑草の生えている側の窓は、虫が寄り付きにくい防虫加工がされた防虫網戸をつけておく
- 軒下に、市販の電撃殺虫器を置く
この3点が一般家庭で取り入れやすい、カメムシ対策です
退治しやすいダニ
カメムシに比べればダニは退治しやすい害虫と言えます
なぜなら、ダニの方からシートに寄ってきてくれる
シートの中で集まって死んでくれるので、死骸が部屋に飛び散らない
3ヶ月置いておくだけで、あとは捨てるのみ
ダニは便利で楽に退治できるので、退治しやすいと言えます
あまり価格の安すぎるもの(100円でも売っている)は効果や安全性の点で疑問が?
ダニ取りシートは人体に無害で効果のあるもの
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